

さあて始まっちゃいましたね、ワールドカップ予選。
岡田監督になって3試合目、これまでの親善試合を踏まえてどんな試合をするのか興味深く観ました。
試合は序盤から日本が高い位置で相手ボールを奪って攻め込み続けるという展開。
中盤の中村憲剛と遠藤がゲームメイク、タメを作ったり前線に配球したりサイドを使ったりと早い時間からゲームを支配する。
岡田監督になって以来加地からポジションを奪った内田はこれまでの試合よりも硬さがほぐれたのか積極的なプレーで攻撃に参加。
だけどチャンスは作るがなかなか点が入らない、と思ったら前半21分に遠藤のフリーキックが相手キーパーの逆をつきゴール。
やれやれこれで楽になった、と思った直後にタイがロングシュートを決め同点にされてしまう。
・・・やれやれ。
この後も日本が圧倒的にボールを支配するけど得点を決められず、1対1のまま前半終了。
うーん、動きが固いし、相手がゴール前をがっちり固めてるとはいえ流れからのシュートが少なすぎるしちょっと心配。
いや別に負けるとは思ってないんだけどさ。
後半もペースは日本。
9分に山瀬が左サイドの相手陣内深い位置からドリブル突破、クロスボールは相手に弾かれるもそれをさらに中村憲剛が弾いて中に入ったボールを大久保がシュート、これが入り2対1に。
さらに21分、相手左サイドの深い位置からのフリーキック、中村憲剛が蹴ったボールに中澤が頭であわせ追加点、3対1。
そして45分、左サイドからのコーナーキック、遠藤の蹴ったボールが逆サイドでフリーで待ちかまえる巻にドンピシャ、途中交代で入った巻がダイビングヘッドを決めて4対1に。得点直後の巻の咆哮がすげー。
なんて感じで終わってみれば4対1の快勝。
大事なワールドカップ予選の初戦を日本は勝利で飾った。
だけどなあなんて思ったりもするわけで。
確かにボールは支配したし4得点だし完勝っちゃ完勝なんだけどさ、ちょっと流れから相手を完全に崩すってシーンが少なすぎるなあって思うわけですね。
いやまああれだけ相手がゴール前をがっちり固めてたら仕方ないところもあるけどさ、でももうちょっと何とかして欲しいなあ。
例えば内田はフリーでボールをもらうシーンが多いんだけどさ、相手が来る前に早めにボールを中に放り込んじゃってあんまり有効なチャンス作りが出来てないと思うんですよね。
もっと深い位置まで切り込んで、相手のディフェンスラインを崩してから中にクロスボールを入れた方が良いと思うんだけど、そういうシーンがなかったのがすごく残念。
怖いとは思うんだけどね、そういうのって。自分が取られたら後ろはがら空きになるからリスクを背負う前にボールを中に入れちゃってるんだと思うんだけど。
そういうなんつーか相手を揺さぶる攻撃をもっと見せて欲しかったなと思うわけです。内田に限らず、いや内田がそういうの一番目立ってたけどさ。
あー、あと高原の動きがあんまり良くなかったなあ。エースなんだから頑張ってください。ディフェンスは頑張ってたと思うけど。
ま、とりあえずは初戦に快勝できたので良いかな。
これからに期待します。
posted by talc at 22:42
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